FrontPage
プリント基板とは†
- プリント配線板とプリント回路版の総称
- ベアボード(Bare Board),生板などとも呼ばれる
- 回路を構成する電子部品同士の接続と電源供給を行う
プリント配線板†
- PWB=printed wiring board
- 絶縁体の基板上に胴体の配線が施されていて電子部品が取り付けられていない
プリント回路版†
- PCB=printed circuit board
- 電子部品がはんだ付けされて電子回路として動作するようになったもの
プリント基板の種類†
- 硬いリジッド基板(Rigid board)と折り曲げられるフレキシブル基板(Flexible board)がある
| 品種 | 呼称 | 特徴 |
| FR-1 | 紙基板フェノール樹脂銅張積層板 | 加工がしやすいが耐久性が低い |
| FR-4 | ガラス布基材エポキシ樹脂積層板 | 高絶縁性と強度.耐熱性をもつ |
| FR-5 | ガラス布基材エポキシ樹脂基板(耐熱性) | 耐熱性に優れたFR-4 |
| CEM-3 | ガラスコンポジット基材エポキシ樹脂銅張積層板 | 安価で加工が容易 |
| PI | ポリイミド | フレキシブル基板.耐熱性がある |
| PET | ポリエステル | フレキシブル基板 |
回路層†
片面基板†
- すべての部品が1面にあり,ほかの面にパターンがある
- 2Dで設計を行う必要があり,配線を交差させることはできない
両面基板†
- 回路基板の両面に配線がある
- 片面ともう片面の配線を接続するには合せ穴(ビア)が必要
- 片面基板の交差できないという成約がない
多層基板†
- 複数のレイヤをもつ基板
- 他のものよりも複雑な配線を実装することができる